日時
2019年2月28日(木)10時00分~17時00分
場所
理学研究科セミナーハウス
アクセス:建物配置図10番
内容
京都大学は、我が国におけるトップレベルの大規模総合研究大学として多様で多彩な研究分野の研究者を抱えており、研究活動を通じてイノベーションを起こすポテンシャルの高い知的財産としてのデータ(以下「アカデミックデータ」という)が日々生み出されています。しかしながら、これらのアカデミックデータは、各研究者や既存の研究分野内での利用に留まっており、アカデミックデータの分野内での再活用や分野間での融合によるイノベーション創出方策は明らかになっていません。一方、研究公正やオープンサイエンスで求められる研究データの長期保管や公開・共有は、国際的な研究拠点である本学として早急に対応すべき課題でもあります。
現在、欧米では,米国国立科学財団・国立衛生研究所等の研究資金配分機関に研究費を申請する際、研究データマネジメント計画(RDMP)の提出が義務づけられており、配分機関が求める要件を満たす RDMP が容易に作成できるよう、各大学の支援環境が整備・強化されています。我が国においても、オープンサイエンスが内閣府主導で進められる中、競争的資金におけるデータ管理に関する方針策定の必要性が議論されており(内閣府総合科学技術・イノベーション会議有識者議員との会合・平成30年1月25日開催資料)、近い将来、科研費等の競争的資金申請時に RDMPの策定が求められる可能性があり、研究データマネジメントに関する研究者の興味関心が急速に高まることが予想されます。
第2回目となる今回のワークショップでは、先日行ったアンケート調査とヒアリング調査に基づいて、ぞれぞれの研究分野の RDMP スキル状況が一目でわかる「京都大学研究データマネジメントルーブリック」の作成にむけて取り組んでいきます。以下のプログラムで行います。
【プログラム/Program】
10:00〜12:00 | 報告「京都大学におけるデータマネジネントの現状」
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12:00~13:30 | ランチ/Lunch |
13:30~14:30 | 招待講演「研究データマネジメントの現状と課題」 村山泰啓(国立研究開発法人情報通信研究機構・研究統括) 質問・コメント |
14:30~14:50 | 休憩 |
14:50〜16:50 | パネルディスカッション「京都大学における研究データマネジメントのあり方」 司会: 梶田将司(京都大学学術情報メディアセンター・教授) 話題提供:
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16:50~17:00 | まとめ |
なお、話題提供者の最新情報は、地磁気世界資料解析センターの以下のホームページに掲載されています。
ホームページ http://wdc2.kugi.kyoto-u.ac.jp/dmws/index.html
対象
京都大学所属の研究者、教職員、その他学外研究教育機関に所属する研究者、
研究データマネジメントに関する取り組みに関心を持つ、あるいは学術研究支援を業務としている研究教育機関に所属する教職員等
申し込み方法
梶田将司(京都大学アカデミックデータ・イノベーションユニット長) kajita*media.kyoto-u.ac.jp に、Subjectを"京都大学RDM WS参加申込み"として、以下を送ってください。(*を@に変えてください)
- 氏名
- 所属
- 懇親会の参加の予定:有・無(費用3000円程度)
申し込み締切
2019年2月24日(日)
問い合わせ先
京都大学学術情報メディアセンター 梶田将司 kajita*media.kyoto-u.ac.jp
京都大学理学研究科附属地磁気世界資料解析センター/地球物理学教室 田口聡 taguchi*kugi.kyoto-u.ac.jp
(*を@に変えてください)
主催
京都大学アカデミックデータ・イノベーションユニット
共催
京都大学理学研究科附属地磁気世界資料解析センター